春の屋久島〜2日間晴れ続けた屋久島②
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目次
屋久島2日目の後半部分です
トロッコの道
太鼓岩で10分ほど宮之浦岳を眺め、疲れを飛ばします
登りとは別の下り専用の道で辻峠に戻ります
11:00 辻峠
辻峠から先はアップダウンを繰り返しながら進んでいきます
ピンク色の目印が木に付いてありますが一箇所だけ見失い迷ってしまったので、注意が必要です
11:50 楠川分れ
辻峠から約50分でトロッコが実際に走っている線路に出ます
この道は荒川登山口から大株歩道入口まで約8kmある道で今回はその一部を歩くことになります
ここから約3km強、1時間ほどこの線路の上を歩いていきます
緩やかな登りとなっており歩きやすいです
楠川分れからすぐのトイレの近くで2匹の鹿と遭遇しました
鹿の方もこちらに気が付いたとは思いますが、逃げずにしばらくの間こちらを見ていました
可愛かったですね
13:00 大株歩道入口
トロッコ道が終わり、ここからは本格的な険しい登山道となります
いきなり、急な階段から始まりました
私はこの辺りから木製の階段がキツく、太ももに疲れが溜まってきたことを実感し始めます
痛恨のミス
13:15 ウィルソン株
ここでこの旅最大の失敗をすることになります
私はこれまで多くの名前の付いた杉などを見てきたためウィルソン株がハートの株であることを忘れて、そのまま通過してしまったのです
株の中に入っておけば良かったと今でも後悔をしています(泣)
覚えておいてください、ハートの切り株はウィルソン株です
ウィルソン株での写真はこの1枚だけ残っていました
屋久島の巨大な杉
14:10 大王杉
ウィルソン株から1時間弱の所にあります
大王と言う名に相応しい立派な大きな杉です
14:15 世界自然遺産地域に入る
大王杉からすぐ先に看板が立てられており、ここから世界自然遺産に入ります
私にとっては北海道の知床、青森と秋田の白神山地に次ぐ3箇所目の自然遺産となりましたがやはり気が引き締まります
14:40 縄文杉
疲れがピークに近づきつつある頃、屋久島の主は現れます
ここまで6時間近くかけて歩き続けた疲れを全て忘れられる、それほどの杉でした
近くまで行く事が出来ないため小さく見えますが、迫力が違います
私たちが着いたときには外国人の登山客が2人いるだけで、ほとんど誰もいませんでした
縄文杉を見られるデッキが2つあり、違った角度から見ることができます
2つの高塚小屋
15:00 高塚小屋
縄文杉からすぐの所に高塚小屋があります
水場は縄文杉との間の登山道にありますので、水が必要な場合は小屋に着く前に汲んでおくと良いかもしれません
最近、新しくなった様で3階建ての木造の小屋となっています
ここでイタリアから来たという方に話しかけられ仲良くなります
私たちのザックを見て"big bags big bags"と言っていたテンション高めのこの方にこの小屋が3階建てであることを教わります(笑)
"first second third…"
メンバーの1人が体調万全ではなかったため、ここで泊まるか次の小屋まで行くか協議をします
昼食としてチキンラーメンを食べながら話し合っていると、回復したとのことでしたので進むことにしました
15:50 イタリア人に別れを告げ高塚小屋を出発
次の新高塚小屋までは40分の道のりでした
ここからは屋久島と言えども大きな木が無くなり、標高が上がってきました
丁度中間辺りで突然、スマホの通知が鳴り始めました
山中に入ってからは電波は全く無かったのですが視界が開き始め初めて繋がります
スマホに関しては基本的には電波はありませんでしたが所々繋がるオアシスがありました(笑)
16:40 新高塚小屋
今日の最終目的地である新高塚小屋に到着です
レトルトカレーを食べ明日に備え早めに寝ます
明日の早朝に山頂アタックをします!
登山1日目のまとめ
1人が体調崩したため、かなりゆっくりなペースで登っていきましたが、ほぼ予定通りの時間に新高塚小屋に到着することができました
3月であったため人も少なく、すれ違いなどもほぼ無かったため登りやすかったです
何より晴れていたのが大きかったですね
合計時間:7時間40分
距離:11.8km
コースタイム
白谷雲水峡
↓50分
白谷小屋
↓30分
辻峠
↓10分
太鼓岩
↓10分
辻峠
↓50分
楠川分れ
↓60分
大株歩道入口
↓15分
ウィルソン株
↓80分
↓5分
高塚小屋
↓40分
新高塚小屋
注)残りの時間は休憩時間などです
それでは、したっけね〜